ALBAギア情報局をご覧のみなさん、こんばんは! ツアー担当の笠井です。
2月上旬に行われた「ファウンダーズカップ」で今年初めて米国女子ツアーを取材してきました!
今大会はツアー参戦4年目となる渋野日向子選手にとっても今季初戦。そこで見られた大きな変化のひとつがクラブ契約フリーになったことですよね。現地で取材してきた情報をもとに、渋野選手がどのクラブを選んだのか、ご紹介します!
まず、セッティングのテーマに掲げたのは「ねじれが少ないこと」。ストレート目でややドローがかかるような球筋が渋野選手の理想で、「右のミスも嫌だし左の“グイーン”も嫌。そういう球を減らせるように」という選考基準でクラブが決定したと言います。
目をひくドライバーは、タイトリスト『GT2』に『24ベンタスブルー』の組み合わせ。試合での様子を見ても、昨年に比べて高弾道になったことが印象的で、渋野選手も「曲がりが少なくて飛ぶと思いました。右のミスが少なめで、シャフトも振ったほうが曲がらない」と話していました。予選ラウンドでは飛ばし屋とも呼ばれる笹生優花選手と同組でしたが、その飛距離に並んでいるシーンもありました。
3番ウッドはテーラーメイドの『Qi10』、5番ウッドはスリクソンの『ZXi』、4番、5番ユーティリティはテーラーメイドの最新モデル『Qi35 MAX』を選びました。ドライバーからユーティリティまでのラインアップをみても、3メーカー混合で面白いですよね。
アイアンはスリクソンの最新モデル『ZXi5』。ZXiシリーズは4、5、7の3種類がありますが、「“7”も試したけれど大きい方が安心感がある。飛んでいる」という理由で“5”をチョイス。ウェッジはタイトリスト『ボーケイSM10』。パターは昨年と同様、唐辛子マークがポイントのピン『アンサー プロトタイプ』でした。ちなみに、今週の米女子ツアー「ホンダLPGAタイランド」で取材している記者の超最新情報によると、スリクソンの新ウェッジ「RTZ」をテストしているとのことです。
このようにいろんなクラブをテストして、徹底的に自分に合うクラブを探すことができるのがクラブ契約フリーのメリットです。初戦ではスイングのタイミングが合わずに、ショットが乱れている様子もありましたが、バチッとハマれば最高の一打が生まれることは間違いなし。常にバージョンアップしていく姿勢がこれからたくさん見られることを楽しみにしたいです。
クラブ契約フリーになりましたが、唯一、スリクソンとボールを契約していることにも注目です。使用するのはスリクソン Z-STAR XVで松山英樹選手、山下美夢有選手なども使用しています。渋野選手も高校生まではダンロップユーザーだったとのこと。縁も感じさせますね。
クラブ契約フリーになったことについて渋野選手は、「いろいろ試せることは楽しい。クラブに不安がない感じはあるので、ミスショットしたら自分のせいにできるというのがいいところ」と話していました。米4年目のシーズンを新たな相棒とともに挑む渋野選手から、さらに目が離せませんね。
以上、ALBAギア情報局でした!
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