ALBA ギア担当の加藤です。
2024年に3勝を挙げた川﨑春花プロ。彼女を取材すると、いつも練習で使用するアイアンの番手があると教えてくれました。その内容をレポートしたいと思います。
彼女が使用しているアイアンは2018年に発売された軟鉄鍛造の『Mizuno Pro 719』。今では生産中止のモデルです。「これはちょっと大きめでやさしいから好きですね。弾く感じがなく、フェースに乗っている感じがあり、ボールにしっかりコンタクトしてくれるので、すごい打ちやすいです」と川﨑プロは語ります。
パーオン率9位を誇るショットメーカーが最も練習するクラブは9番アイアン。「高校時代にショートコースに行くときにショートバッグに何本かクラブを入れてプレーしていたんですが、基本のショットは全部9番でやっていて、なんとなくそれがベースになって今に至ります。だから、今は9番でスイングの練習をすることが多いですね（川﨑）」。
やや短くてボールがつかまりやすい9番は、いいスイングができれば自然にドローボールが出やすい番手。9番の打痕を見ると、真ん中に集中していることに驚かされます。以前は、9番でスリークォーターショットを打って、狙ったラインに打ち出せているかどうかを練習で確認していたそうです。
強い選手は、スイングの土台となるべき番手があるからこそ、強さをキープできるのでしょう。
以上ALBAギア情報局でした。
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